失敗しない弁護士の求人探し方ガイド

弁護士の転職に役立つ求人エージェント徹底比較

弁護士が活躍できる転職先とは

これまで、弁護士の就業先は法律事務所が主流でした。しかし、今では活躍の場も広がり企業内弁護士(インハウスロイヤー)としてのキャリアも選択肢のひとつに挙がるようになりました。法律事務所と企業内弁護士の待遇について、両者間にどのような違いがあるのか、数値で比較しながらご紹介したいと思います。

弁護士の活躍ステージごとの待遇

1.給与水準

  • 法律事務所:年収の分布は幅が広く、500万円~1,000万円の年収の方が20%を占めています。2,000万円超という高年収の方も30%と高割合であることも特徴です。
  • 企業内弁護士:500~1,500万円の年収の方が70%を占めています。年収500万円以下の割合が3%以下と、ごくわずかです。
  • 総評:2,000万円を超える非常に高い年収を得る可能性は少ないものの、500万円以下という可能性は極めて低い企業内弁護士に対して、法律事務所では、高収入は期待できるものの、500万円以下の収入となる可能性もあるため、安定性を求るなら企業内弁護士が優位と言えるでしょう。

2.労働時間

  • 法律事務所:1日8時間以内の方が20%と比較的多い反面、1日12時間以上の方は35%と高く、労働時間にはバラつきがあります。
  • 企業内弁護士:約60%の方が8~10時間、10~12時間におさまっています。
  • 総評:収入と同様、企業内弁護士は比較的安定した労働時間であるのに対し、法律事務所では就業時間が短い方もいれば、極端に多い可能性もあるという特長的な結果となっています。

転職を希望する弁護士にリサーチ!人気の高い業務は?

では、転職を希望する弁護士の方は、どんな業務に転職したいと考えているのでしょうか。最近の傾向としては、企業法務の人気が高まっていますが、その分、需要と供給のバランスが崩れ、より高いレベルが求められます。

転職希望者が希望する業務ランキング

  • 1位:企業法務系の法律事務所
    人気が高い分、採用のハードルが高い。将来、パートナー候補として採用される可能性もあり、非公開での求人活動を行う事務所もあります。
  • 2位:一般民事系の法律事務所
    小さな事務所が多いので欠員補充の時のみの求人募集がほとんど。需要そのものが少ないと言われています。
  • 3位:企業内弁護士
    求人数は増えてきていますが、法律事務所に比べると収入が低いのが難点。実務経験を重視する企業と、未経験でも歓迎する企業とで二分されます。
  • 4位:債務整理系の法律事務所
    転職希望者が少ないこともあり、求人数が多く報酬面でも高額収入が期待できます。

いずれにしても、今後の弁護士業界では採用時に専門性が高く問われるようになり、転職の際、業務内容を途中で変更することは難しくなっていくと予測されています。企業内弁護士から法律事務所への転職がうまくいかない…など、キャリアチェンジで失敗するリスクも踏まえておかなければなりません。

転職をお考えの方は、業界の同行や自身のキャリアを一度整理した上で可能性を見つけることが転職成功の鍵となるでしょう。